一宮のいいビル
RRR MATERIAL展の設営を昨日で終えるはずが、一部修正が入ったので再び、一宮へ。
改めて会場である尾西繊維協会ビルが惚れ惚れするほどいいビルだった。昭和3年に清水組名古屋支店によって設計、施工された建築だ。尾西繊維は、名古屋市・長者町の繊維問屋街を支える重要な存在であったらしい。
タイル張りの壁面、玄関周りの装飾、写真にはないが、3階ホールの装飾も細かい。アーチ型の開口とやはず貼りのタイルが可愛い。一方で、おそらくだが、室内の床を一部貼り直す際に木からビニールへと一部変更されているようなのがちと残念。こう言うところを綺麗にしてオフィスとして使いたいなぁ、と思いました。
我々は、teamアラマチとして、3階で展示をしています。sectionviergeのドレスと燕尾服、そして形状記憶生地加工のパネルを展示しています。開催は、5月5日のみです。当日は、名古屋スリバチ学会の方が登壇されるイベントなんかもあるようです。
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5/10 1600~ 「Processs vol.1展を巡る思考 素材/地域/デザインの実践」 にモデレーターとして登壇 #processs
大阪で始まる展示の関連企画として、ファッションデザインに従事される方々とディスカッションをします。アンテナの吉岡さんも僕も建築・都市畑の人間ですが、果敢にも他業種との接点を図ろうという試みです。トークタイトルからも想像が出来るように、サスティナビリティ、ソーシャルイシュー、グローカルがトピックとしてあげられるクリエイターに間口の広い企画です。
現在、登壇ゲストにメールで事前インタビューをしており、当日は会場にてフリーペーパーとして配布予定です。また、僕と吉岡さんのやりとりも収録される予定です。これらが非常に面白いんです!配布は多分、会場のみです。
当日分の座席も用意していますが、事前申し込みをされるとほぼ確実に参加できると思います。申し込みは下記のリンクよりお願いいたします。皆さまのご参加お待ちしております。
「Processs vol.1展を巡る思考 素材/地域/デザインの実践」
本展に参加した作家をお招きし、各作家の創作活動を比較し、普段とは違った視点で制作プロセスの中に潜む可能性や問題について議論し、共有していきたいと思います。
本展は、制作プロセスを作家がそれぞれの方法で開示し、共有するというものです。そのことは作家にとっては、異なる視点の導入であり、従来の作品を超えるヒントが得られたのではないでしょうか。来場者は普段知ることのない作品制作に隠れた物語りを知り、作品や作家の姿勢に対してよりポジティブな想いを抱く機会になことを願います。
このトークイベントでは、制作プロセスの中に潜む可能性や問題について、素材、地域、デザインというキーワードをもとに読み解いていこうと思います。この3つのキーワードは、作家の制作/実践の与条件となるものを挙げています。作家が予め決められた条件に対して、どのようなスタンスで取り組み、デザインとしてまとめ上げているかを、議論し共有するものであります。そして、現在のデザインが置かれている状況を踏まえ、既成の条件すらデザインの対象として捉え、取り組む、その姿勢から、作家の創造性と職能の広がりについて広く議論して行きます。
ゲスト:
田沼英治(ニットデザイナー/ウェブマガジン編集者)
村田裕樹(hatsutoki企画営業)
五十嵐勝大(proefプロデューサー)
モデレーター:
浅野翔(デザイナー/リサーチャー)
吉岡優一(media project untenor)
参加費:一般1,000、学生500、子供連れの方無料
WEB:Processs vol.1展を巡る思考 素材/地域/デザインの実践
- 作者: 西尾美也,北山晴一,ここのがっこう,南後由和,成実弘至,津田和俊,星野太,蘆田裕史,水野大二郎
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noteで初めてコンテンツが売れたよ\(^o^)/
FabNight#07@Fablab Kitakagayaのディスカッションレポートを公開します。 | Kakeru Asano | note
先日紹介したnoteで200円公開しているFabNightのレポートを販売実績のお知らせが届きました。これ、すげー嬉しいですね、コンテンツが販売されたという事実。投げ銭スタイルなので買わなくても読めるし、データもダウンロード出来るようにしてるので、応援というかたちをとってるだけにこの一発は嬉しい。
小さく身軽に働くこと、建築事務所との場合
昨日の二つの大きなデザインリサーチプロジェクトの他にも動いてることとして、建築事務所と一緒に設計コンペに参加させてもらっている。5月半ばまでの短いプロジェクトで、週に2日ほど事務所まで出向いている。ここでもポジションはデザインリサーチャーではあるけれど、最終提案は『プロトタイプ』までになりそうだ。つまり、コンセプトの創出、シナリオライティング、サービスモデルの創出、そして、基本設計程度だ。
僕はもともと建築計画学にあたる研究室で大学院を修了しているので、初歩的な建築の計画を理解しているのでそこまで踏み込んだ提案をさせてもらえるのかもしれない。非常に楽しみなプロジェクトの一つだ。それは、コンペの審査員に建築系の人が少なく、業種に関する専門家が多いことにある。建築以外への人へのアプローチを建築物とそれに付随する資料でどこまで提示出来るのか、挑戦的だからだ。
このプロジェクトでは、まだ契約を交わしていないので金銭的な不安はあるものの、面談では、前向きに検討していただけるようだ。デザインリサーチャーという職種が確立しておらず、どのようにして契約を結べばいいのかよくわからないので、ここの不安を少しずつ払って行きたい。小さなプロジェクトに身軽に参加出来る魅力を落とさずに、金銭的な仕組みを作り上げることも今後の課題だろう。