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とびらプロジェクトに思う建築の経済的価値。

先日行われたとびらプロジェクト設立総会。
その実況twitter上でぽむ企画の平塚さん(@pomukatsura)がされていました。
そして、さらにハッシュタグによる検索をかけていると、イベントの状態が見えてきます。
ログとブログの状況を見ていると、盛り上がりは見せているようですが私は少しの違和感が。
このとびらプロジェクトは実施コンペでありながら事業主の不手際で実施されなかった状況を問題提起し、新たな施主を見つけ実行支援しようというもの。その背景には”建築の実施コンペに対する問題提起であるとともに、若手建築家が実作を生むチャンスを拡げていく社会的なアクション”とあります。(blogより抜粋)この点に関しては私はとても有意義な活動であると感じていますし、共感もしています。そして、とびらプロジェクトは建築の社会性を訴える活動のように私は感じていました。
一方で、先日行われたイベントの実況を見ていると論点が建築的意味に向けられ、期待していた社会的な見地での議論がされていないように見えました。建築関係者の内輪による盛り上がりで、それを社会的にどう実行に移すかという、どう消費させるのかという具体的な情報は提示はされていなかったようです。コンペのときと違い、今後の展開としてはよりBtoBの関係で実行に移すことが妥当だと思うのですが、実況を見ている限りでは中山さんが「傍目に我々は商品を売ろうとしてる人たちに見えるはず。」と思っているほど商品を売ろうとは感じられませんでした。
このとびらプロジェクトに求められるのは、建築的価値を見出すことと同時に、経済的な・社会的な価値を見出すことだと思います。建築的価値はこれほど多くの人たちが熱心に議論、活動なさっている事実から大変よく分ります。
「草原の大きな扉」を施主が実行したときに、彼らにどのような利益が生じるのか。その提示にこそ、このプロジェクトの未来があるように思います。