東京に行っていました。

11/29から12/2まで東京に行ってきました。
というのも、東京の国立科学博物館においてサイエンスフェスタというイベントがあり、工繊大も意匠造形という授業の一環で出展をしていたからです。僕らは撤去作業で東京へ。
その授業では展示ブースの設計、設営、撤去をします。僕はその授業を取っていませんが、先生方と意匠の方々の厚意で設営の途中から参加しました。設計は夏休みからギリギリまで、設営準備も夏休みから11月半ばまで行われていました。
11/30 撤去作業初日、夜行バスで早朝東京へ到着。設営組から忙しいと聞いていたのですが思いのほか早く終わり昼すぎから来るトレーラーが到着するまで自由となり、森美術館で「医学と芸術展」(http://www.mori.art.museum/contents/medicine/index.html)を見てきました。西洋と東洋の着眼点の違いが面白く、髑髏が禅をする日本画には心打たれました。また、現代アートのほうではゲームボーイアドバンスが現代への皮肉とも感じられ、面白かったです。
昼すぎから作業再開し、夜は打ち上げ。その後、ホテルで適当な部屋でグダグダと楽しい時間を過ごしていました。まるで修学旅行気分でした。適当なところから参加させてもらいながらも、意匠のみんなに仲よくしてもらえて僕はすごくうれしかったです。 ありがとう。

12/1 この日はフリー。9時過ぎに目が覚めて行きたいところをピックアップしていたので順路を確認して10時すぎに出発。
まず目指したのは日本橋にあるfrantic gallery 梅沢一木「エターナルフォース画像コア」
frantic gallary http://frantic.jp/ja/
梅ラボ http://umelabo.info/
混沌とした整然。非現実的現実。部分的全体。すごく面白い展示です。ネット文化を代表するサブカル文化に興味のある人は是非。再来週までのようです。トークイベントもあった模様。梅ラボさん個展「エターナルフォース画像コア」黒瀬陽平×梅沢和木ギャラリートークのまとめ http://togetter.com/li/1453

続いて、六本木へ。プロトタイプ展、そして乃木坂にあるギャラリー間で行われている隈研吾展。
PROTO TYPE 03 http://www.superprototype.net/
隈 研吾 展 http://www.toto.co.jp/gallerma/ex091015/index.htm
プロト)現在はプロセスの時代なのかもしれない。デザインの展示でありながらそのプロセスの提示でもあったように感じた。プロセスを感じ、生活を創造する。レクチャーは明日と来週にある模様。デザイナーの卵は行ってみたらどうでしょうか。
クマ)二階に展示されているホールの模型が迫力あった。舞台上から客席を見た風景がわかる。ハニカムの穴の部分に当たるところはどうなってるんだろうと気になった。

次に前日に会う約束をしていた東京のDJでありトラックメイカーのTomohiko Togashiと新宿で落ち合う。
2 Resistance http://blog.livedoor.jp/two_resistance/
Myspace http://www.myspace.com/doxamusic
シュッとした人だった。新宿のマックで携帯充電しつつ、DTMの話を。同年代のtofubeats君の作品とか、合唱さんの話とかしてた。こっちでできない話だったからあっという間に時間が経ってしまった。twitterなどでお互いの情報を知っているためかすぐに話こめるのはとても良いなと思った。
渋谷に場所を移し中古レコード屋の大御所DISC UNIONへ。沢山CDがあるもんだからつい買いすぎちゃいそうになったけど我慢してstyle of eyeのアルバム一枚だけ。 話したい事はもっとあったんだけど次の約束の時間に、お別れ…。 ちなみにこれ>>


次は都立大学前から歩いて東京工業大学へ。15分くらい。東工でっけーんだよ、同じ工業大学といえども。東の東京工業大、真ん中の名古屋工業大、西の京都工繊大ってあるけど東工が一番でかい。全部行ったことあるからわかる。東工>名工>京工
twitterで知り合った東工で建築を学ぶ院生(@siskw)に建築学科の製図室を案内してもらった。2回生の製図板が工繊大より古い。だって角度つけられないんだもの!。3回生はPC使ってた。壁に長谷川豪課題のプレボが飾ってあった。見ているとデータのまとめ方が東工的だなと思った。東工のイメージはそんな感じ。
近所の飲み屋で飲み、誰か来ないかとtwitterで誘うと建築学生(と元学生)が3人(@kureator,@yutaroren,@kondoyuko)。そして建築家の方(@ryuji_fujimura)が1人参加してくれるとのことになった!!マジですごいtwitter。ほぼ初対面の面子で終電まで濃密な建築トーク。僕含む三人が朝まで三次会。僕は歩きまわったせいか途中で寝てしまった…。とても面白いことをやっている、目論んでいる人たちが集まったのでとても刺激的だった。その反面、「自分は何ができるのか/しているのか」をより考えなければいけないと反省した。学祭だけで満足していてはいけないな、と。
渋谷で別れ、東京駅で出張帰りのサラリーマンたちに囲まれて風呂に入り、新幹線で爆睡しながら帰ってきました。

帰った日の夕方に研究室の勉強会が。JR京都駅の発展とこれからの展望について。
お話を聞いての感想。大きな商業施設は自己完結的、内向的に経営戦略を狙えるので"あえて"外部との連携や関係性を持たない。しかし、動員人数や立地から関係を持たざるを得ないのでねじれた関係が生まれている。これは経営的視点からによるものかと思う。そこに、建築的視点からのコミュニティデザインができないだろうか。自称都市的な融合施設であるならば、他の関係性さえも取り込むことも可能なはず。今現在の京都駅周辺は京都の玄関としては下品かもしれない。ランドスケープ、グラウンドデザインなどの観点からの整備は期待できるのではないか。以上
意匠のみんなと過ごした初日も、イベントや東京の方々と過ごした二日目もすんごい刺激的で有意義な時間となりました。帰ってきてからもいきなりコアな話が展開され、目まぐるしい日々でした。
それらを受け、次のイベントを目論んでいます。詳細は後日に。自分の将来は自分のやってきたことで決まるんだと。関西も負けずに盛り上げていきたいです。