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以下アブストラクト。

「次世代のまちづくりをうながす住宅形成の提案」

“次世代の小さな民主的共同体”として住宅形成することでまちづくりにどのように関係し、街並みの形成や地域の活性化につながるのかを提示する。

近年、大型ショッピングモールやネット通販などが都市へ出現したことにより商店街や近隣住民との付き合いが減ったことで地域やまちといった単位内でのコミュニティが希薄となり、都市の空洞化・郊外化が囁かれる。住宅地や集合住宅は居住空間の単なる物理的集合体となり、その結果、「隣にどんな人が住んでいるのかわからない」などといった表面的な”仲良し”な相互交流を生み、自発的な近隣関係の相互作用は失われつつあるように感じる。

そこで、住宅形成においてカーシェアリングや庭の共有などの、モノもしくはクウカンの“共有”をすることで物理的だけでなく精神的な集合体としての意識を生むことはできないだろうか。積極的に共同体のルールを考える、取り仕切ることでそれまでになかった集合体の一部という自覚を生むことになり、この意識が広がりを持てばまち、都市、国へと拡大していき、住宅形成にとどまらず社会の在り方を見直すこととなり、共同体として次世代の暮らしの提案につながるだろう。

この内容で執筆の依頼?が来るかはわかりませんが、同様のテーマで卒論か卒計がしたいと思っていたので一度まとめたいと思ってい所でした。この機会を好機ととらえて何事にもチャレンジしていきたいです。