徒然なるままに。

  • 週のLRAJではプロの仕事と、学生の尽力で大いに勉強になる一日が過ごせました。
    僕は文字おこしスタッフで入っていたのですが、傍でフリーペーパーをつくる編集者さんたちの手さばきに見入っていました。本当にテキパキとしててすごかった…。一日でA3見開き4ページ+A4を2ページ。
    建築についてのイベントでしたがきた人は建築家、デザイナー、批評家、思想家、学生などバラエティー豊かでとても濃い話を聞けたけと思う。スタッフとして動いてたので一人ひとりの感想をかけるほどしっかり聞けてないので割愛。
    ただ、一方で個人的には建築家の終わりを感じ、(様相の違う)建築の始りを感じました。ものすごく抽象的で分かりにくいと思う。なんというか、このイベントのテーマでもあったメタボリズム=新陳代謝、そしてヴァージョンアップでGUIが変容したと思ったらわかりやすいかも。今までの建築家像が大きく崩れ、さらにはゼネコンや不動産なども大きく変容し、これまでと背景の違う建築界が生まれるのではないかと感じました。だから、すごく怖くてまだ文字に起こせていません。この感想は近々書きたいと思う。そして、この変容のさなかで僕たち学生や社会人はどういった活動をしていくのか絶望的ながらも興味を持って見ていきたいと思います。
  • 望に満ちた第二氷河期世代(笑)の僕らです。
    就職活動を最近しています。つっても、院への進学が第一希望なので大手しかしていません。入れたらそっち行くけど、基本的には大学院で勉強したい。今、最も興味があるのは抗議での建築、現在では都市社会計画だとか、社会環境工学だとか言われてる分野。
    先の話の延長で、この分野のほうがメタレベルで、今までの建築家たちが話していた議論に似ているし、とてもやりがいがあると感じている。僕は今後建築界は、デザイナンー、エンジニア、マネージャー、アーキテクチャとより分業していくんじゃないかと考えている。だからマネージャー、もしくはアーキテクチャ(都市や社会のシステムをデザインしていくこと、デザインの前段階、課題文の設定者的存在)という職業に僕は憧れる。憧れるのはだれでもできるのでぜひともなりたい。なりたいです。
    就活してる人もしていない人も、自分たちの未来をどう描く予定なのか、設計する予定なのか、デザインする予定なのかわからないけどぜひとも聞いてみたい。僕らが考えているより社会は甘くないし、僕らが考えているほど複雑じゃないかもしれない。ぜひ、みんなが何を考えて今を生きているのか聞きたい。
  • た話は連続して、上記したイベントのオーガナイザーの建築家藤村龍至さんと都市計画を実際にされていた井口さんのインタビューに同行させてもらえることになりました。現在、井口さんは京造で教授をされています。本当にひょんなことで話は続くもので大変光栄に思います。阪神淡路大震災での復興時にマスタープランを描いていたかただと僕は聞いています。まさに社会設計者、アーキテクチャといったところでしょう。どんな話を聞けるのか、そしてインタビューに関われるのかとても楽しみです。
  • 近、意匠の部屋に入り浸っている僕です。
    本当に居心地良くおいてもらって光栄です。打ち上げにも呼んでもらったりネ。中には建築から意匠に転向すると思っている、転向したと思ってる人もいるみたいだけど俺は移るつもりはないよ。なんつっても建築が好き。建築コースが好きじゃなくて、建築が好き。研究室で分れちゃってから、製図室に居場所がない…ので意匠の部屋に居させてもらっています。本当にありがとう!俺はデザインも好きだし、意匠のみんなの発想が好きで建築とはまた違った雰囲気が楽しいです。将来やりたいことともちょっと関わってきてることだしね。建築の人たちから最近「何してるの?」と聞かれることがあるから久々の日記更新でした。

僕は建築が好きです、これは変わらないです。