openFrameworksも始めました。

前回の日記に続いてプログラミングネタを。Processingに続いてopenFrameworksも始めました。なんで同じようなプログラミングを?ということですが、同じような種類の本を同時並行読むと知識が広がり理解が深まるように同じようなプログラミングを学ぶことで広く学んでいこうと思うのです。
インタラクティブ方面ではひっぱりだこなProcessingはJavaをベースにシンプルで直感的に記述しやすい言語として親しまれています。僕も少し触ってみたのですが豊富なサンプルやネット上にあるたくさんのコードはとても魅力的でした。しかし、連続で大量の処理をしたり、動画の描画処理をすると重くなるみたいです。(もしかしたら記述の仕方で大きく変わる。)
openFrameworksはC++をベースにProcessingを意識して作られただけあり最初のハードルは高いですが今のところ簡単な処理ではそれほどの大変さを感じていません。むしろProcessingを少し触っていたからかコードに関してはハードルを感じていません。むしろインストールにかかる時間や手順のほうがめんどくさくてげんなりすることも。。(XCODEのダウンロード・インストールには時間がかかります。)
 話を戻しまして、C++という言語はより低級(コンピューターのハードウェアに近い)な言語のため、処理が大変早いという特徴があります。先に上げた大量の描画処理や3Dの処理は得意とするようで、ベンチマークのテストからProcessingの約8倍の処理も可能とわかりました。
参考:はてなダイアリー
こうしたプログラミング言語を学び、解析系やビジュアライゼーションを見ていると様々な情報がインフラとして働き空間構成や認知に重要な働きをしているなと思います。建築の製図を学ぶと同時にこういった言語を英語のように学ぶことが出来ればより空間の本質に触れることができていいなと思っています。そういう意味で建築計画や設備計画の勉強は重要なのだと思いました。(もっと真剣に勉強していれば…)
dNAは建築を "spatial measure machines = 空間を測定する機械" と捉え、情報技術を使ったインタラクティブに携帯を変化させる建築作品の製作をしています。下の動画はその説明。

doubleNegatives Architecture (dNA) - Corpora in Si(gh)te

このように分析と提案がよりリンクしインタラクティブに行われることで建築の価値が数字の羅列から逃れることができるのではいないかなと僕は思います。