雑記[危ない目に/来ない/サマーコテージを冬に]

危ない目に

フィンランドは安全な国です。夜道を歩いていても怖い思いをしたことはありません。シャイな街の人達は冷たく映るときもあるけれど、基本的には声をかけたら色々教えてくれます。目が合うと照れたりする姿は日本人みたいなだなって思います。そんな安全な国フィンランドですが、先日はじめて危険な目に遭いました。
日本人の友人とKamppiというショッピングセンターのエントランスを話しながら歩いていると、いきなり肩を強く殴られました。殴られたというより、ショルダータックルされたというような方が正しいかもしれません。目の前まではゆっくり歩いてきて、すれ違う瞬間に腰を回転させて彼の方を僕の方にぶつけてきました。息が一瞬出来なくなり「うっ。」と声が漏れるほどでした。驚いて彼を見ると、こちらを睨みつけて過ぎ去っていく。上下共に黒い服装、長髪長身で細見、口の周りにはヒゲが生えていました。最初はなにが起きたのか理解できず呆然としていたのですが、彼が去る前にポケットの中身を確認しました。幸いになにも取られていませんでした。
なぜこんな目にあったのか分かりませんが、もしかしたら彼がレイシストだったのかもしれませんし、たまたまぶつかったのかもしれませんし(にしては強襲だけど)、理由はわかりません。初めてフィンランドで起きた怖い出来事でした。

来ない

北欧リズムなのでしょうか。公的機関などからの連絡がほとんど時間通りに来ない。

大学「合格通知月末に送ります。」
 →来ない。翌月上旬に届く。
大学「住宅手配したら連絡します。」
 →来ない。結局住宅を手配されず、自分で探すハメに。
役所「市民番号できたら連絡します。」
 →来ない。同時期に申し込んだ友人には届けど、僕には来ない。
携帯「振込用紙を二、三日で送ります。」
 →来ない。5日後に到着。まだまともなほう。

\(^o^)/

サマーコテージを冬に

プロジェクトメンバーの子たちとチームビルディングのために、離れ小島に浮かぶサマーコテージへ行ってきました。車で2時間ほど、ポロボーよりもっと東のほうでした。高速を降りるとヘビのようなうねる道を抜けて海岸へ。当然、この時期に来る人なんているわけもなく周りは真っ暗。船に糊化へ島向かえど、この時期は雨が多いので水面が上がっていてさらにかぜも強く吹いていたので少し怖かった。普段のフィンランドの海はとても穏やかです。ここも入り組んでいるのでパッと見では湖と思うレベル。波も穏やかなので水も濁っていて灰色をしています。
授業後に向かったので、島に到着をしたのが22時でした。とってもきれいなログハウス。そこからご飯を作り始め、食べ始めたのは0時前。それまでお酒を飲みながら簡単なカードゲームしたり、だらだらと話しあうのは日本と変わらないですね。お互いをよく知るためのイベントだったので、ご飯を食べた後はお互いの学部時代に学んでいたことを喋りました。ちょっと驚いたんだけど、その後に家族の話をしました。こういうプライベートな話って日本ではあまりすることがないので、なにを話していいものかも分からない。まわりの子たちの話を聞いてると、両親の国籍や仕事から話が始まることが多かった。やっぱり、混血だったり仕事による理由でフィンランドになんで来てるのかわかる。分かったからと言ってなんなのかっていう所なんだけれども。
彼らに「日本人は初対面の奴らとなに話すの?」って聞かれたけど、こういう時は生まれの県だったり、趣味の話したりするかなっていうと、「趣味の話のほうがプライベートじゃん。」とのことでした。たしかにそうだわ。「DJです。」というのが恥ずかしいから「音楽鑑賞です。」っていう時あるもんな。
2時過ぎに疲れて就寝。翌朝はみんな11時過ぎまで起きてこなかったので一人島を散歩してみました。ただ、道がないのと地面が濡れていたのでほとんどどこにも行けず、さらに寒かったので40分位そとをうろついて終了です。ブランチをして、ちょっとだけプロジェクトミーティングしてすぐにヘルシンキへ。次は暖かい時に期待です、とってもいいところ。

最後に、宿泊した島からとなりの島を撮影したもの。