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17アムステルダム: テクノミュージックの祭典、Awakenings Festival 2013へ

留学

Awakenings Festival Report - June 29, 2013 - Recreatiegebied Spaarnwoude
17日目、ランタン祭と同じく唯一フィックスだった予定がこのAwakenings Summer Festivalだ。ダンスミュージックにおいて、アムステルダムはロンドン、ベルリンに続き世界へ大きな影響を与えた街だ。Jeff MillsCarl Coxなど伝説級のテクノDJが集まり、11~23時までぶっ続けでビートを鳴らすこのフェスに行こうと決めたのは四月ごろだった。昨年八月、フィンランドで参加したFlow Festivalがすこぶる気持ち良く楽しかったので国外フェスを探していたところ見つけた。チケットは53€くらいで屋内外に会場もが8つある。

僕がダンスミュージックを聞き始めた頃、すでにJeff Millsは「宇宙人」と呼ばれており、ショーウィンドウの中でDJを行うパフォーマンスExhibitionの動画がYOUTUBEにアップされていた。時代はハードテクノらミニマルテクノへ移って行ってもなお彼の存在はレジェンドだった。それはWIREとDOMMUNEにストリーミングで参加したということも関係ある。生で見るのはそれだけ価値があるんだ、と思ったほどだった。それが今、ここで体験できると思うとつい笑顔になってしまう。13時からのスタートと早い時間にも関わらず、テントにはたくさんの人が彼を待っている。圧倒的な貫禄と細かいテクニックでビルドアップして行くスタイルはさすがだった。時代じゃないという者もいるが、今もなお輝くDJだ。

12時間ぶっ続けで踊れるわけではないのでぶらぶらしたり日向で昼寝しながらお目当ての人に向かうスタイル。爆音で音がなるのでどこに行っても音楽はなくならない。そのためかフロアでも休憩場所でもドラッグを決めている者が多かった。ソフトもハードももちろん持ち込みは禁止なのだがどこでも漂う大麻臭。気の良さそうなご年配も夫婦で大麻を吸っていたので、年季が入ってるのかなと思ったり。この人たちはヒッピー世代を経験してるのでなおさら。「吸うか?」と友達が誘われていたけど断っていたw ぶっとんで攻撃的になる者はいなくてみんな音を、雰囲気を楽しんでいたようだったのが印象的。若者から年配までキメる社会のエッジがここに。

最後はVitalicのライブとCarl CoxのDJで〆る。Vitalicは唯一エレクトロサウンドを全面に出した構成で、最新のアルバムから数曲ライブをしていた。会場はロケット花火が飛んだりと演出も良かった。ハードな曲とエモい曲どちらも気持ちがよくあっという間の90分だった。ベストアクトはVitalicと言いたい。アムステルダムから30分という緑あふれる立地で、著名なアーティストを集めるイベントの魅力にとりつかれた人の気持ちがわかる。食事やドリンク代はそこまで高くないので、チケ代が高騰する国内フェスもいいが、資金を上乗せして旅行とセットにしたフェスの方が満足度もコスパもいいように思う。僕自身、非常に満足できる内容だった。そのため下半身の披露がとんでもないw