19 バルセロナ: ガウディ建築を両親と巡る
サクラダファミリアを見に行くために早起きをする。チケットを買うために並ばなくてはいけないらしい。(あとで調べたらネットで買えるみたいだ.) 九時すぎにサクラダファミリアへ到着するとすでに長蛇の列、さすがの求心力だ。向かいの公園から写真を撮ってから列に加わり、入場を待つ。結局、40分ほど並んで中にはいることができた。時間に余裕を見て参加する方が賢明だろう。
ホールは荘厳さを感じる大空間、クラクラするほどのディテール、グラデーションが美しく輝くステンドグラス…。物言わぬ建築であれどそこに詰まっている情報量は非常に大きい。建築を学ばぬ両親にも心打つものがあったようだ。我が家はキリスト教ではないが、宗教が持つ畏怖畏敬を建築から読み取る。まさに巨大メディアとしての建築、集合知としての建築をここに感じる。
炎天下の中グエル公園の頂上まで向かい、バルセロナを見下ろす。当時とは変わって、大きく伸びたサクラダファミリアや高層ビルが目に入る。丘の上にある静かな公園であっただろうここは今観光客で賑わう。綺麗なモザイクタイルに別れを告げて、カサ・ミラ、カサ・バトリョへ。グエル公園で丘を登った疲労が溜まっていたのでそこそこで夕食へ向かう。イカフライとシーフードパエリアがとても美味しい。タパスは油物が多く太りそうだなぁと思いながらワインと一緒に。両親は疲れも取れて買い物へ、僕はホテルでバタリ。