20: モンセラット: 山上修道院のブラック・マリア

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母の希望でバルセロナから一時間半ほど離れた聖堂を見に行くことに。麓からはケーブルカーへ乗り換えて、標高600m弱の山頂付近にその修道院はある。岩山に囲まれる中に聖堂や展望台などがある。展望台からは一面緑豊かな風景が広がるが、眼下はかなり急勾配のため、下を見るのは少し怖いw

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観光地として整備されていてカフェも展望台もあり、地元の人がバンの前で開く露天商も。一部の人にはロッククライミングスポットや高山トレッキング・トレーニングスポットとしても人気があるようで、レース自転車に乗っている人も見かけるが、主なアクティビティは、山中に建設されている宗教施設の見学などだ。ケーブルカー、ゴンドラ、観光バスでも来ることができるため観光客が多い。

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その中でも一番人を惹きつけるのが、聖堂にあるブラック・マリア像だ。聖堂自体も彫刻が綺麗で、内部空間も荘厳さが伝わる。バロック様式建築をよくもこんなところに建てることができたなと驚く。礼拝室ではなく、正面入口右はじにある別の入り口から入場し、小部屋の彫刻や壁画を眺めて最後にマリア像へとたどり着く。マリアが抱くキリストの持つ玉に触れながらお祈りをするというのが決まりらしい。ここまでくるのに、まるまる一時間かかったのはそういうことだったようだ。日差しは強いが標高の分涼しいこの地を去り、バルセロナへ戻る。ひたすらにワインが美味しい。自分の財布を気にせず食事をできる喜びを噛みしめる。