有松

産地応答/応答産地

AI(特に大規模言語モデル)が驚異的なスピードで発達するなか、超共創的なデザインリサーチのプロジェクトとはなにかを考えないといけないですね。社会に出てから情報科学の世界にはやんわりとアンテナは張っているものの、プログラミングなんてほとんど触…

絞り染め産業と環境負荷について考えたい

2009年の研究結果[*1]で淡水汚染の20%が染織産業によるものだと指摘されてはや10年が経とうとしている。綿花の生育や自然化学問わず染料の改良、あるいは資源の再利用など、それぞれのセクションがサーキュラーソサイエティ(循環型経済)の実現に向けた取り…

名古屋市緑区の6-9月はフルーツ強化月間

買い物帰りの妻から「近所に果物の直売所があるよ」と聞いたので、散歩がてら覗いてきました。気温が少し落ち着いた17時ごろ、看板はあれどお目当ての果物はなく、空っぽの屋台が寂しげに佇んでいました。たまたま近くにいらしたオーナーさんに話を伺うと、…

身体の疲れが抜けませんねん…

14日間休みを取れない日々が続いてまして、この3日間は夕方以降電池が切れるのを感じる日々でした。 今日は作業の合間に新成人の晴れ姿撮影会に声をかけてもらい、束の間の気分転換になりました。 自主的に新成人をお祝いしようとする人が街の中にいるってす…

足で稼ぐまちづくり、ポスティングで見える世界

200枚超でしょうか、小一時間でチラシを配り歩いていました。ポストを見つけては一枚ストンの繰り返し。散歩みたいなもので個人的には好きなんですが、入れられる側からすると余計な紙ゴミになることが多いのがポスティング広告ですね。2018年8月に立ち上げ…

アリマツーケット開催のお知らせ

/2020.3.22 @有松天満社一帯アリマツーケット開催決定✨おたからに触れるアリマツアーも企画https://www.instagram.com/arimatsuket/\ であう × まなぶ × ひらめくものづくり文化に触れる体験型マーケット アリマツーケットとは、有松天満社一帯を拠点に開…

ミニレポ『日本遺産のまち 有松の未来を考えよう Day.1』

今日は有松でまち歩きWSです。半数は地域の方らしく、半数は有松に興味を持っている方々とのこと。どんな声が聞こえてくるのか。WSの企画は愛学の村田尚生准教授です。運営をまちづくりの会からありまつ家守へ委託されました。主催は有松日本遺産実行委員会…

まちづくりと法律

2019年、名古屋市は歴史観光拠点のひとつとして、有松・桶狭間の整備に力を入れている。その背景には2016年に重要伝統建造物群保存地区(以下、重伝建)選定、2019年の日本遺産認定が挙げられる。どちらも文化財保護の観点から整備されてきたが、今では観光…

戦略的に小さくはじめてみることから〜デザインの実践を通じて

まだまだ寒い日が続きますが、暦の上では春が訪れています。この時期はどこもかしこも「年度末までの案件」が飛び交い、補助金事業を行っている方々に関連してデザイナーたちもドタバタしている季節です。終わりの季節はどこもバタバタで落ち着いて考えるヒ…

生きる糧と生きる術を生み出すクリエイティビティ

「なぜ?なに?どうして?」は、デザインリサーチャーの口ぐせだ。さまざまな活動の裏側にある「動機」や「本質」を捉えるためには、イエス/ノーでは答えられないオープンエンドな質問を繰り返すことを徹底的に行うことが求められる。学術的にデザインリサ…

STOCK YARD ARIMATSU トークを振り返る

先週末は名鉄百貨店内にあるOpen MUJIで、出張PORTAL; SALONを開催しました。 #10 ゲストの武馬 淑恵さんからは名古屋市職員として関わるなかで、産地の魅力を一回性の高い(観光、経済振興)のための商品として取り扱われていることに気がついたと言います。…

街へ関わるきっかけを探る「ごえんの投票」

Instagram 「多数決を取ります」なんていうフレーズを最後に聞いたのはいつごろだろうか。社会に出てからは30人程度が参加した会議で多数決による決定というタイミングはほとんどない。そこには意思決定者である社長や代表がおり、その人の判断に委ねられる…

オープンスタジオを終えて

個人事業主として登録してから5月で丸2年となる。その節目に先駆けて2016年4月17日に借りてから半年以上経った有松の事務所でようやく事務所開きをすることができた。一緒に事務所を借りるグラフィックデザイナーの武村彩加さんと我々も活動するARIMATSU POR…

メタデザイン: 対話のためのアイデアワークショップ

原研哉や藤村龍至は予てから、デザインをデザインすることにより、これまでに見られなかった共創や創発といった他者性の獲得を目指したデザイン言語を目指してきた。学術的な領域では『デザインを支援する環境をデザインすること』を「メタデザイン」と指し…

プロッタとチャコペンで消える下絵を描く

《用意するもの》silhouette CAMEO 2silhouette CONNECT(米国版サイトからダウンロード購入)ボールペンプランジャーチャコペン、または青花ペンコットンの布シルエットカメオ2にAdobe Illustrator CC2015から吐き出すことができるsilhouette CONNECTを購入し…

アート化セミナーの資料『はじまりを捉え直すためのデザイン』を公開しました。

2015.2.22に奈良県にある社団法人たんぽぽの家が主催する「アート化セミナー」の<工程をデザインする>セクションで、poRiffの薮内都さんとUMA/ design farmの原田祐馬さんとお話をしてきました。その際に僕がプレゼンで使った資料を下記に公開します。 は…

Good Job!セミナー 愛知 ~福祉と企業の協働から生まれる地域ブランディング~ に登壇しました

Good Job!セミナー 愛知 ~福祉と企業の協働から生まれる地域ブランディング~ に久野専務と登壇し、ポンチョ制作についてお話しました。

有松絞り×デジタルファブリケーションWS@名古屋 レポート #portal_.

秋晴れが気持ちいい9月13日に、Maker Lab Nagoyaと久野染工場の協力の下、『有松絞り×デジタルファブリケーションWS』をARIMATSU PORTAL; PROJECTで開催しました。すでに記事を書いているように、手ぬぐいをつくるWSではなく、手ぬぐいをつくるための版木を…

展示に向けて

愛知・一宮で開催されるRマテリアルにむけて準備中。teamアラマチとい名義で有松の方と展示します。 久野染工場がもつ形状記憶加工を分かりやすく説明し、その技術を用いて製作されたウェアの展示が行われます。僕はパネル製作と展示台の作成をしてるんだけ…