10 ポズナン: ランタン祭りに参加したよ

10日目、ポズナンで夏至祭に参加。午前中は日本人メンバーと街ブラをし、会場を下見する。カテドラルや大学、デパートなどはあるが地方都市特有の途上感を感じる。街並みは機能主義の影響を受けた建築が多く、シンプルな集合住宅が多い。街一番のデパートは旧時代の赤煉瓦建物を模した偽レトロ物件だったが、街にはコンクリート造の住宅が多い。

昼過ぎに旧市街にあるホテルへ戻りフィンランドからきた日本人の友人を迎え入れて、街ブラ経由で17時に会場へ。40分ほどで歩いて先にランタンを10個(一人二個)購入し、早めの晩ご飯を食べる。旧市街のレストランはなぜか多国籍料理を出すところが多い。現地料理を望む場合は別のところへ行くのがいいかも。

22時から飛ばすスケジュールだったので9時すぎに会場入り。夕方の時とはうってかわって大勢の人がいる。会場ではミュージシャンの演奏や露天も現れて賑やかな様子。今年はギネス更新も目論んでいるためか心なしかMCのテンションが高い。22時を前にフライングランタンをしてるものもいたけれど「ギネス更新のために22時まで待ちましょう！」と会場一体感を持って「まだ飛ばすな」コール。

22時を前にランタンを袋からだし固形燃料をセッティング。ノリやインクでひっついているところもあるので手ではがし、膨らませる。火をつける人、ランタンを持つもの二人で協力して準備。浮力が足りなくて落ちてきたりするので結構怖いw 僕たちは二個のランタンをダメにしたけれど後のランタンは無事に飛ばし続けることができた。万単位のランタンが空を舞う情景は幻想的で、空を見上げていると奥行きがわからなくなるため面の中を光が上下左右に流れているように見える。また経験したい美しさであった。