2013-01-01から1年間の記事一覧

フィンランド、アールト大学への交換留学を振り返って

[3時前の空の色、学生寮から]フィンランドにもついに夏がやってきた。日中は25度前後まで気温が伸び、3時から23時まで屋外は明るい。春は駆け足で過ぎて行き、街の色も白と黒からずいぶんカラフルで瑞々しい。僕の参加していた産学連携プロジェクトは夏の始…

ランニング・サンダルことワラーチのデジファブプロジェクトを立ち上げてみた。

Huaraches are an open type of outdoor footwear, consisting of a sole held to the wearer's foot by straps passing over the instep and around the ankle. The common understanding is that a these sandals were a variant of traditional Mexican h…

結婚披露宴二次会用BGMのセットリスト

お世話になっている方々の結婚披露宴に参加できない代わりにMIXを送り込みました。イベント会場が大阪のキャバレー:味園という場所だったことやデザイン・建築界を代表する方々が集まってるということでシャレオツなハウスを中心に選曲。コスプレあり、寸劇…

きゃりーぱみゅぱみゅのMVからみる虚構性に関する考察

きゃりーぱみゅぱみゅ - インベーダーインベーダー,kyary pamyu pamyu - Invader Invader ...きゃりーぱみゅぱみゅの新曲が2013年5月6日に発表された。ダブステップベースをブレイクで採用している点やキャッチーなフレーズを繰り返すなど楽曲の内容が…

Reverse Innovation、リバース・イノベーション読了。

本書はソーシャルデザイン、インクルーシイノベーションなどの弱者と呼ばれる立場や地域から生まれるボトムアップ型イノベーションをビジネスマネジメントとして書き記したものだ。第一章では、リバースイノベーションとはなにか、なぜ求められているのか、…

Google Docsのフォームをカスタムして地図を入れたり動画を埋め込むことができた。

4月ですね。年度が変わると気持ちが引き締まる思いがしていましたが、国外にいるとそんな雰囲気は全くありません。学期末テストの準備やサマーインターンの申し込み、プロジェクトの締め切り間近でどたばたしています。今春は桜を見れなかったのが残念です…

働き方を見いだせるか、サービスデザインの射程距離

プロジェクトが架橋に入り、残り1ヶ月程度となった。大学への最終成果物はA1のポスター、50秒のティーザービデオ、90秒のプロジェクトコマーシャルビデオだ。さらに、今年度からは展示会を執り行いそこで来場者らに向けた対面の説明を行うことが義務付けら…

サービスデザインから考える地方都市の豊かな生活、フィンランドの場合。

最近ものすごい勢いでサービスデザインの記事がネットに上がってきていますね。ロフトワークさんの記事*1と、棚橋さんの記事*2を僕は注目しています。サービスデザインはインタラクションやユーザーエクスペリエンスなど、どうしてもWEB周りで活発な意見交換…

2月に読んだ本/サービスデザインと建築計画を考える。

2月はサービスデザインを建築計画から捉え直そうと読書を進めていました。何か分からないけれど動いている出来事(自然)を捉えるために、なんとなく感じられる経験や出来事の集積(形式)として建築が立ち上がる過程に着目されていたように思います。 サー…

社会と学生の距離がある日本企業はコミュニケーション能力を問えるか。

IDBM(International Design Business Management)のプロジェクトが中間発表を終え、多くのチームのプロジェクト進行がスピードを感じられるレベルになってきた。しかし、動きの重いチームもいくつかあり、そのうちの一つは日本企業へインタビューの打診をし…

ストックホルムファニチャーフェア 2013 へ行ってきた。

[地下鉄構内の装飾が独特なストックホルム] 大学の学生連合企画でストックホルムへ行ってきた。往復のフェリーで二泊、ストックホルムで一泊の三泊四日で50€と安い。フェリーは非課税のものがたくさん売っていて物欲爆発しそうになるのを我慢(フィンランドは…

1月に読んだ本

今月は読みかけだった本を読み直すことが多かったですね。藤村龍至さんがらみの書籍ばかりです。一億総ツッコミ時代は良書ほどではないけれど、読んでいていい意味で嫌な気持ちになる本でした。サラリと読める量なので、ぜひこの気持を味わってもらいたいも…

デザインマネジメント、ビジネスマネジメントのためだけにアールト大学へ留学するのは無意味ですという話。

留学の話を書き始めてからアールト大学へ(交換)留学希望する人らが記事を読んでくれてるなーとGoogle analysis見て思います。検索ワードでは、イノベーション教育よりもビジネスよりのワード検索でヒットしてる人が多いみたいですね。建築もごく稀にいるけれ…

Gangnam styleかと思った?残念!Nekomimi (Japan style)でした!

スペインの音楽レーベル+Mas Labelに所属するアーティストGeneral toshがPSY - Gangnam Styleを彷彿とさせる奇トラックを発表しています。その名もNekomimi (Japan style)です!! 聞いてもらうと分かるのですが、『あれ、このフレーズ聞いたことあるぞ…。』…

学習と労働をつなげるフレームワーク思考

今日は、IDBM(International Design Business Management of Master program)通年のプロジェクトの中間発表が朝から行われるはずだった。正月明けの三日からこれまでと今後の進行に関するミーティングを重ね、提出するドキュメントの制作とプレゼンテーショ…

2012年に読んだ本まとめ

ベスト3を選べと言われたら、 暇と退屈の倫理学 - 國分功一郎 Fablife - 田中浩也 ニートの歩き方 - pha ですね。 2012年の読書メーター読んだ本の数:27冊読んだページ数:7299ページナイス:22ナイス感想・レビュー:19件月間平均冊数:2.3冊月間平均ペー…

働き方から考える。

あけおめことよろで、一つよろしくお願いします。 12月から一斉に開始となった、"シューカツ"に学生のみんなは意気揚々としているのだろうか。理系、建築、デザイン系の大学院生はあまり多くの企業を受けるイメージはないが、シューカツサイトを見た時に『何…