足で稼ぐまちづくり、ポスティングで見える世界

200枚超でしょうか、小一時間でチラシを配り歩いていました。ポストを見つけては一枚ストンの繰り返し。散歩みたいなもので個人的には好きなんですが、入れられる側からすると余計な紙ゴミになることが多いのがポスティング広告ですね。2018年8月に立ち上げた合同会社のチラシは無料のセミナーだとしても、回覧板に挟むことができないのです。半径400m程度で収まるエリアなので、今日はふたりでポストに投函して回りました。

J-STATや国勢調査などで統計的な情報はいくらでも見てきましたが、実際に配ってみると見えてくる解像度が段違いです。郵便ポストにチラシがすっと入るところは生活されていて、溜まっているところは住んでいない可能性が高い。色あせた車や駐車場においてある荷物、よく言われる電気メーターの回転など、さまざまなところで生活ぶりや建物の中の状態が想像できます。もちろんジロジロと見ているわけでなく、ポストに投函するその一瞬一瞬で情報が入ってくるのです。


今回配っていたチラシは「ありまつ家守セミナー #02 『相続 以前/以後』というテーマゆえ、それっぽいお宅には「来てくれっ!」と思いを込めつつポスティング。久しぶりにまちを縫うように歩いてみると、宅地開発がどんどんと進んでいました。所有者やご家族さんが損をすることなく、地域の魅力や価値を高めることができる機会を模索していきたいです。メディアやテクノロジーのちからも大切ですが、小さなエリアだからこそ足で稼いだ情報の大切さを改めて感じました。

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ありまつ家守セミナー#02|相続 以前/以後
さわやかなバトンパス──もったいない空き家と呼ばないで
講師|家田大輔[野呂法律事務所]、杉浦志穂[とまり木司法書士事務所]

日時|2020年2月21日[金] 14:00―16:00(開場13:30)
会場|碧海信用金庫 有松支店 2階会議室
住所|名古屋市緑区有松3010(公共交通機関をご利用の上、お越しください)
定員|20名(申込不要・先着順・入場無料)
主催|合同会社 ありまつ中心家守会社
協力|碧海信用金庫 有松支店
後援|名古屋まちづくり公社 名古屋都市センター
講師|家田大輔/いえだだいすけ[野呂法律事務所]、杉浦志穂/すぎうらしほ[とまり木司法書士事務所]

講演内容
───
想いを伝える相続のかたち by 家田

自分の想いを後世に伝えるために相続では、
いったいどのようなことができるのでしょうか。
遺された家族が関係を損なわないよう、
法的側面から今できることを考えてみましょう。
──
相続の前に知っておくべきこと
司法書士の観点から by 杉浦

相続が起きた後は、
どのような手続きが待ち受けているのでしょうか。
知っているようで知らない相続の現実を、
相談事例を交えてお伝えします。

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